No.188 イボタガ(成虫)

翅を広げると10 cm程になる大型の蛾で,3月から5月頃に成虫が見られ,春の訪れを告げる蛾として知られています.翅の斑紋が非常に複雑で,不気味?芸術的?など,見る人に様々な印象を与える蛾です.眼のような紋様からフクロウに擬態しているとも言われ,夜間に活動し,灯火に集まります.名前は幼虫の食草であるイボタノキに由来しており,その他にモクセイ,ネズミモチ,ヒイラギなどモクセイ科の植物を食べます.

撮影地:豊田市幸海町
撮影日:2024年4月24日
作成者:白金晶子



幼虫はNo. 58に掲載されていますので,そちらもご覧ください.


  • 前へ
  • 一覧
  • 次へ

矢作川の生き物エントリーリスト